令和7年1月6日 西原遺跡群第5次発掘調査の成果
新年、あけましておめでとうございます。
本年も変わらぬご厚誼のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
12月から実施していた西原遺跡群第5次発掘調査が終了したので、その概要をお伝えします。
写真の上方、Lの字型に見えているのが、奈良・平安時代のものと思われる掘立柱建物です。
調査区の中ほどには2列の柱列が東西方向に通っていました。
そのほか、白い印をつけていませんが、多数の柱穴(ピット)も見つかっています。
見つかった遺物の多くは縄文土器で、土師器や須恵器なども少量出土しています。
現在、整理作業と発掘調査報告書の作成を進めています。
今回の調査にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。