正直古墳群
所在地:田村町正直
阿武隈川の支流・谷田川の西側に広がる、古墳時代前期~中期にかけての古墳群です。かつては40基以上の古墳があったようですが、現在墳丘などを見ることができるのは20基ほどです。ほとんどが円墳で、そのほか1基の前方後方墳と数基の方墳から構成されています。
27号墳からは2基の箱式石棺と被葬者の人骨が発見されたほか、鉄製の剣や大刀、石製模造品など豊富な副葬品が出土しています。平成30年に調査された21号墳は、正直古墳群のなかでも最大の円墳であることが確認されました。
東上空から見た正直古墳群
30号墳の出土遺物