常設展

①一片のかけらから
大安場古墳発見のきっかけとなった土器の小さなかけらから、二重口縁壺を復元しました。この壺は1号墳の上に並べられていました。

展示スペースの様子

二重口縁壺(復元)
②旧石器時代の郡山
石や骨などで道具を作り、主食となる動物を仕留めていました。田村町弥明(みみょう)遺跡では、郡山最古の石器が発見されています。

黒曜石製のブレイド(郡山館跡)

エンドスクレイパー(荒井猫田遺跡)
③縄文時代の郡山
縄目の紋様がついた「縄文土器」が誕生し、土器のナベで山菜や肉を煮込んだりすることができるようになりました。
④縄文時代の暮らし
町B遺跡出土遺物を中心に、縄文時代の生活の中で使われていた道具などを展示しています。
⑤弥生時代の郡山
大陸から稲作の技術や金属の道具が伝わり、社会が大きく変化した時代の生活道具です。弥生土器は、装飾がシンプルになり、機能的な形が特徴です。
⑥大安場古墳の時代
大安場1号墳は、1日100人が働いて200日かけて造られ、古墳の頂上には壺が約50個並べられていたと考えられています。古墳の主の話を聞いてみましょう。
⑦古墳時代の暮らし
各地で古墳が盛んに造られていた約400年間を「古墳時代」と呼びます。土器の形、埋葬方法の変化、衣服などをご覧ください。また、「かまど」を中心に当時の住居の広さを実感してください。