古 墳
国指定史跡 大安場古墳
大安場史跡公園遠景 ※南東上空より
大安場1号墳(前方後方墳) 全長約83m
大安場2号墳(円墳) 直径約15m ※写真上方が西
大安場古墳は、1基の前方後方墳と4基の円墳からなる古墳群です。平成3年に発見され、以後、測量調査や6回の発掘調査が実施されました。
1号墳は、4世紀後半(今から約1,600年前)に造られた、全長が約83mの東北地方では最大の前方後方墳です。また、2~5号墳は、5世紀後半(今から約1,500年前)に造られた円墳です。
1号墳、2号墳を含めた2.3haが平成12年9月に国史跡に指定されています。また、1号墳や頂上に立ち並んでいたと思われる壺などの出土品が、平成15年3月に福島県の重要文化財に指定されています。
大安場古墳の見学(所要時間30~50分)
国指定史跡の範囲にある1号墳と2号墳は、築造当時の姿に復元したものです。1号墳では、その雄姿と眺望から、古墳に葬られた豪族の権力の大きさを体感することができます。
大安場古墳の発見から大安場史跡公園の整備まで
平成3年度 | 古墳らしい遺構が発見される |
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平成7年度 | 測量調査を実施 古墳時代前期の大型古墳と確認する |
平成8年度 | 第1次発掘調査を実施 腕輪形石製品が出土する |
平成9年度 | 第2次発掘調査を実施 主体部(遺体を埋葬した施設)の全体を発掘調査し、鉄製品などが出土する |
平成10年度 | 第3次発掘調査を実施 |
平成12年度 | 国史跡に指定される |
平成14年度 | 第4次発掘調査を実施 出土品が福島県重要文化財に指定される 「(仮称)大安場史跡公園基本計画」を策定する |
平成16年度 | 第6次調査を実施 |
平成17年度 | 整備工事が始まる |
平成20年度 | 史跡整備が完成する |
平成21年度 | 4月4日、「大安場史跡公園」が全面オープンする |