令和5年10月4日 正直古墳群第6次発掘調査(その2)
夏の暑さから一転、あっという間に秋の気候が訪れ、季節の移り変わりを肌で感じる今日この頃です。
正直古墳群の第6次発掘調査も日々進められています。
26号墳の周溝です。
墳丘規模15m前後の円墳と考えられています。
斜め方向に筋のように掘られているものは、後世の畝の跡です。
こちらは、今回の調査で見つかった新発見の古墳で、44号墳と名付けました。
44号墳は26号墳よりも一回り小さいようです。
周溝が円形を描いている様子が見えるでしょうか?
なお、調査の目的のひとつに、かつて発掘調査が行われた27号墳の位置の再確認があります。
27号墳は約26mの円墳で、過去の発掘調査では被葬者の人骨の他、鉄製の剣や刀、石製模造品など豊富な副葬品が見つかっています。
粘り強い調査が続きます…