令和4年11月7日(月) 職人技とセミの幼虫-正直古墳発掘調査の一コマ-
朝晩の冷え込みが日一日と厳しくなってきた今日この頃。
正直古墳では作業開始前に準備体操を行っています。
みんなで体操をすると、身体も心も温まりますね。
さて、今回の「一コマ」は…
【その1】職人技
こちらの階段は土のうで出来ています。
材料は、現場にある土のうと杭、木の枝だけ。
長く発掘作業に従事していただいているベテランのTさんが、あっという間に作ってくださいました。
土のうの積み方と留め方に、職人の技が光ります。
階段のおかげで足腰への負担が軽減され、墳丘の上り下りが安全に行えるようになりました。
Tさん、いつもありがとうございます。
【その2】セミの幼虫
発掘作業中にセミの幼虫がでてくることはよくありますが、今回の幼虫はちょっと様子が違うようです。
頭のあたりに、何かが生えています。
これは一体何でしょうか。草? キノコ?
冬虫夏草ではないかと思い調べてみましたが、種類が多く特定には至りませんでした。
昆虫に生える菌の世界、奥深いものがありました。
今回の一コマ発信はここまでとなります。
引き続き、一コマ発信も楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
ご拝読ありがとうございました。