施設紹介

安積開拓あさかかいたく官舎かんしゃ
旧立岩一郎邸きゅうたていわいちろうてい

安積開拓官舎(旧立岩一郎邸)

郡山市指定重要文化財、平成3年(1991)8月20日指定

『安積開拓官舎(旧立岩一郎邸)』は、開成館と同じ時期に建てられた「福島県開拓掛」職員用官舎3棟のうちの一棟です。

 官舎には「一番」から「三番」までの番号が付されており、この建物は「一番」官舎に該当するもので、開拓掛の職員として郡山に赴任し、後に開拓出張所長となった立岩一郎が使用し、払い下げを受けたものです。

 また、明治12年(1879)10月に開成山大神宮で行われた「安積疏水」の着工式に出席した伊藤博文内務卿と松方正義勧農局長が、この一番官舎に宿泊したと伝えられています。

 昭和63年(1988)に立岩一郎の子孫により土地・建物が郡山市に寄贈され、約3年の月日を費やして復元が行われました。

敷地案内図へ行く